美味しいお茶を広めたい

はじめまして 席主の喜多川です。
『お茶が美味しい』『お茶を飲む時間が生活に溶け込んでいる』20年前静岡で感銘をうけてから、そのお茶のある豊かな時間を楽しんでおります。
吉祥寺に戻った10年前ごろから『ここでも美味しいお茶のある暮らしを広めたい』という気持ちが芽生えました。しかし、コーヒー・紅茶に押されている日本茶の現状を知れば知るほど、お茶のお店を立ち上げる決断には至らず。そのまま、数年たったころ、やりたいことはお茶の販売の店ではない。美味しいお茶を飲んで貰うきっかけの場を作ることだ。と、気付いたのです。

小さな模型が現実に

日本茶の持つ和の文化を大切に伝える。そしてその先の自由な日本茶の楽しみ方も提案する。例えば洋画やポップな音楽にも合うような、、
そんなイメージを新進建築デザイナーに投げかけてみると、ロゴやシンボルマークとともに素敵な店の模型が目の前に現れたのです。『これをこのまま実現したい』ここから茶場白の芽は大きく膨らみ始めました。

特上クラスを探し求めて

肝心のお茶は日本一の茶師山北氏とご縁があり、各地のお茶を飲み比べ、京都、静岡、鹿児島の3大産地に絞り、その中で特上クラスのみを選択。なかなか手に入りにくい手摘み抹茶や手摘み玉露など希少品も揃えました。さらに鮮度が保てるよう、小分けにし、日常使いのお手頃価格で、特上クラスのお茶をお届けできることになったのです。

おわりに

便利さと引き換えに、常に何かに追われるような日々。湯を沸かし、日本茶をゆっくり丁寧に淹れていると気持ちが落ち着いてくる。空気も自然と優しくなる。一人の時は思いにふけり、誰かと一緒の時は和やかな会話が生まれる。そんな穏やかな時間の入り口に茶場白は存在していたいと思います。

日本茶を自分で淹れたことがない。日本茶に興味はあるけど気軽に楽しむ機会がなかった。日本茶は飲むけど、もっと違う味や楽しみをしてみたい。そのような方々と一緒にお茶を楽しめる場になっていければ幸いです。
日本茶は美味しい、と、言っていただく方が増えていく事に幸せを感じて・・。

席主 喜多川 正拝

PAGE TOP